橿原市のご紹介

橿原市のご紹介千年の歴史が見え隠れする橿原市。

大和朝廷時代には歴史の中心として、江戸時代には自由都市として栄えた橿原には、日本最初の都城・藤原京、江戸の町並みの面影を残す今井町、神話と伝説が交差する神社仏閣、そして日本最古の歌集『万葉集』があります。
また、古代ロマンを彷彿とさせる古墳や文化財、大和三山をはじめ美しい自然景観を楽しめるスポットも豊富にあります。

このページは、そんな多彩な魅力に包まれた橿原をより身近に知っていただくためのプロフィールです。
初めて橿原観光に来られる方も、リピーターの方もぜひご覧ください。

地勢・気候

地勢・気候

橿原市は奈良県のほぼ中央、奈良盆地の南東部にあり、東西7.5km、南北8.3kmほどの大きさです。

全体的に起伏が少ない地形ですが、『万葉集』にもその名が見られる大和三山(畝傍山・天香具山・耳成山)がそびえ、その中央には日本最初の都城・藤原宮跡があります。
市の中央部には飛鳥川、西には曽我川が流れています。どちらも川辺の桜並木が美しく、春は多くの観光客で賑わいます。

気候は盆地ならではの内陸性のもので、夏は暑く冬は寒く、雨や雪が少ないのが特徴です。

交通網

交通網

JRと近鉄、奈良交通バスが市内を走る他、国道24号・165号・169号が通るため、市内の移動は非常に便利です。

また、近鉄八木駅と橿原市昆虫館を結ぶコミュニティバスが毎日6~7便運行されています。市内のあちこちを回るので、観光巡りにぜひご活用ください。

県外からのアクセスも良く、大阪からは30~40分、京都からは約1時間、関西国際空港からは約1時間、名古屋からは約2時間で来られます。

市の木・花

市の木・花

市の木:樫の木
非常に堅く、年中緑を保ち、大木として成長するところから、発展を重ねる市を表しています。

市の花:くちなし
香りが高く純白で清浄な花です。この花は、古代、耳成山に群生していたと伝えられています。

その他

面積 39.5キロ平方メートル
人口 124,779人(男59,639人・女65,140人)※2015年1月1日現在
隣接自治体 御所市、桜井市、大和高田市、広陵町、田原本町、明日香村、高取町
市庁 橿原市役所(橿原市八木町1-1-18
TEL 0744-22-4001

観光PRキャラクター

市内外のイベントで活躍する、橿原市の観光PRキャラクタたちです。
観光に訪れた先で出会うことがあったら、ぜひ声をかけてあげてくださいね!

こだいちゃん

こだいちゃん

平成22年「橿原市観光PRキャラクター」に任命。
藤原京時代の「古代人」の衣裳をモチーフにデザインされました。
若草色の古代衣裳と「大和三山」をイメージした烏帽子がトレードマーク!
趣味はカメラで写真撮影(風景写真が大好き)。

さららちゃん

さららちゃん

平成24年に「新橿原市観光PRキャラクター」に任命。キャラクターデザインは橿原市出身の漫画家・鹿賀ミツルさん。
藤原京を創った持統天皇の幼名「うののさらら」が由来で、活発で溌剌とした女の子をイメージしています。
好きな食べ物は蘇(奈良生まれの古代チーズ)と甘酒。

橿原市ゆかりの人物

柿本人麻呂

橿原とのゆかりも深い『万葉集』第一の歌人にして三十六歌仙の一人。「東の 野にかげろひの 立つ見えて かへり見すれば 月かたぶきぬ」ほか数多くの名歌を残し、「歌聖」と称えられました。
橿原市地黄町には、柿本人麻呂を祭神とする人麿呂神社があります。

今井宗久

今井町出身の茶人。千利休・津田宗及と共に「茶湯の天下三宗匠」と称せられました。NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」にも登場した人物です。
今井町では5月に、宗久の時代の衣裳を着た人々が茶行列や町並み散策を行う「今井町並み散歩」があります。

亀屋忠兵衛

近松門左衛門の代表作の一つ『冥途の飛脚』は、恋愛悲劇と親子の情を見事に描き大きな評判を得た浄瑠璃作品です。その主人公・亀屋忠兵衛の生家が大和国新口村(現在の橿原市新口町)とされています。
新口町にある善福寺には、忠兵衛と恋仲・梅川の碑があります。