耳成山

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耳成山
耳成山

 耳成山

 耳成山

平成17年に名勝指定された大和三山(やまとさんざん)と呼ばれる香具山(かぐやま)・畝傍山(うねびやま)・耳成山(みみなしやま)のうちの1つです。 標高139.7m。火山の噴火で生まれた独立峰で、瀬戸内火山帯に属しています。 万葉集では、「耳梨山」と書かれていました。風変わりな名前ですが、山の形からすると「耳無し」で、山裾のない、真ん丸い山ということになります。実際は、どの方向から見てもきれいな円錐形で耳成(余分なところがまったくない)というネーミングがぴったりのような感じがします。中腹に耳成山口神社があり、南麓に桜の美しい耳成山公園があります。 万葉集では、中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)が大和三山のことを詠んだ歌があります。 「香具山は 畝火ををしと 耳梨と 相あらそひき 神代より 斯くにあるらし 古昔も 然にあれこそ うつせみも 妻をあらそふらしき」

住所
奈良県橿原市木原町
交通・アクセス
近鉄耳成駅から徒歩約15分
近鉄大和八木から徒歩約15分
JR畝傍駅から徒歩約20分