神武天皇陵
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#遺跡・古墳
神武(じんむ)天皇陵は畝傍山の北東のふもとに位置し、正式には「畝傍山東北陵(うねびやまのうしとらのすみのみささぎ)」といいます。
「日本書紀」と「古事記」が伝えるところによると、初代天皇とされる神武天皇は、日向地方(現在の宮崎)から瀬戸内海を東に進んで難波(現在の大阪)に上陸しましたが、生駒の豪族長髄彦に阻まれたため、南下して熊野へ回りました。そこで出会った八咫烏(やたがらす)に導かれて吉野の険しい山を越え、大和に入ります。周辺の勢力をしたがえた後、最後に宿敵の長髄彦を倒して大和地方を平定されました。
そして、紀元前660年の1月1日に畝傍山の東南、橿原宮(かしはらのみや)で第一代天皇として即位されました。
- 住所
- 奈良県橿原市大久保町
- 交通・アクセス
- 近鉄畝傍御陵前駅 徒歩約9分
近鉄八木西口駅 徒歩約19分
近鉄橿原神宮前駅 徒歩約20分