畝傍山登山と御陵巡り

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畝傍山登山と御陵巡り

畝傍山は平成17年に名勝指定された大和三山(やまとさんざん)と呼ばれる香具山(かぐやま)・畝傍山(うねびやま)・耳成山(みみなしやま)のうちの1つです。 標高199.2m。大和三山では一番高い山です。橿原神宮や神武天皇陵など畝傍山と周辺の名所旧跡を橿原市観光ボランティアガイドがご案内します。

観光テーマ・スポット一覧

近鉄橿原神宮前駅

近鉄橿原神宮前駅

幸せの黄色いポスト

近鉄橿原神宮前駅中央出口広場に設置されています『幸せの黄色いポストは』平成28年10月に橿原市、宮崎市との姉妹都市盟約締結50周年を記念し、近鉄橿原神宮前駅中央口前に、幸せを願う黄色いポストが設置されました。 ここから手紙を投函すると、届いた相手にも幸せが届くと言われています。

幸せの黄色いポスト

橿原神宮

明治23年、京都御所の賢所を本殿として第一代神武天皇御即位の橿原宮祉に創建されました。 畝傍山東南に広がる16万坪の広大な神域は、深い緑と四季折々の花に覆われ素木造りの壮大な社殿に神武天皇と皇后がお祀りされています。

橿原神宮

畝傍山登山口

畝傍山登山口

橿原神宮北神門を通り抜け北の鳥居に向かう途中に畝傍山登山口の標識があります。登り口からは約30分で頂上に到着します。山頂からは天香久山や耳成山のほか、二上山、葛城山が見渡せます。お天気のいい日は遠く若草山なども眺望することができます。

若桜友苑

若桜友苑

「第十三期 海軍甲種飛行予科練習生」、航空母艦「瑞鶴」などの戦没者の英霊を慰める慰霊公苑です。太平洋戦争の戦没者を思い、全国の生存同期生その他関係者のお志により昭和48年(1973)に「殉國之碑」、昭和56年(1981)に「瑞鶴之碑」が建立されました。毎年、4月第2日曜日に「第十三期海軍甲種飛行予科練習生慰霊祭」、10月25日に「軍艦瑞鶴戦没者並びに物故者慰霊祭」が執り行われます。若桜友苑の名のとおり、春にはたくさんの桜が花を開かせます。

イトクの森古墳

古墳時代前期に築造された推定全長30mの前方後円墳とされていますが、現在は後円部の僅かな高まりが残存するのみです。明治末期に前方部が削られた際、土師器や石槍が出土したといわれています。

イトクの森古墳

神武天皇陵

神武(じんむ)天皇陵は畝傍山の北東のふもとに位置し、正式には「畝傍山東北陵(うねびやまのうしとらのすみのみささぎ)」といいます。 「日本書紀」と「古事記」が伝えるところによると、初代天皇とされる神武天皇は、日向地方(現在の宮崎)から瀬戸内海を東に進んで難波(現在の大阪)に上陸しましたが、生駒の豪族長髄彦に阻まれたため、南下して熊野へ回りました。そこで出会った八咫烏(やたがらす)に導かれて吉野の険しい山を越え、大和に入ります。周辺の勢力をしたがえた後、最後に宿敵の長髄彦を倒して大和地方を平定されました。 そして、紀元前660年の1月1日に畝傍山の東南、橿原宮(かしはらのみや)で第一代天皇として即位されました。

神武天皇陵

綏靖天皇陵

神武天皇陵の北隣に第2代綏靖(すいぜい)天皇の御陵が存在しています。御陵名は、桃花鳥田丘上陵(つきだのおかのえのみささぎ)です。

綏靖天皇陵

近鉄畝傍御陵前駅

近鉄畝傍御陵前駅

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