畝傍山周辺の御陵をぐるっと巡る
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日本書紀に初代天皇であると伝えられている神武天皇が「畝傍山東南の麓の橿原宮で即位した」という記述があります。そんな日本書紀を舞台にしたスポットを橿原市観光ボランティアガイドがご案内します。
観光テーマ・スポット一覧
神武天皇陵
大和地方を平定した初代天皇である神武天皇の墓。正式名称は畝傍山東北陵(うねびやまのうしとらのみささぎ)。周囲約100m、高さ5.5メートルの八稜円形(はちりょうえんけい)になっていて、幅16mの周濠がめぐらされています。
綏靖天皇陵
初代神武天皇陵に北接する円丘で橿原森林遊苑の北の端にあります。第2代綏靖(すいぜい)天皇(在位:前581年~549年)を祀る御陵は隣を走る県道の雑音から遮断され、鳥居と玉砂利で囲まれた雰囲気の中では荘厳なひと時を過ごせます。
安寧天皇陵
畝傍山(うねびやま)西麓に位置しています。第3代安寧(あんねい)天皇(在位:前549年~前511年)を祀る御陵は畝火山口神社と対峙する形で、畝傍山の西の登山口にも近く、登山の前後に訪れることができます。
懿徳天皇陵
畝傍山南麓の遊歩道を抜けて少し南へ進むと、第4代懿徳(いとく)天皇の御陵である畝傍山南纖沙渓上陵(うねびやまのみなみのまなごのたにのえのみささぎ)があります。 古事記によると懿徳天皇は、その名を大日本彦耜友天皇(おおやまとひこすきとものすめらみこと)といいます。第3代の安寧(あんねい)天皇の第2皇子で、45歳で亡くなったとされています。